企業公式相互フォローとは?7つの注意点と運用方法【Twitter】

大手企業からベンチャー企業まで、Twitterを活用しているアカウントが増えてきましたね。

SNS全盛期ですし、拡散力のあるTwitterはビジネスとの相性も良いのでしょう。

株式会社あそびばでも、企業アカウント個人のアカウントを運用していますよ。

会社を知ってもらうきっかけになったり、Twitterから仕事や出演依頼のDMをいただいています。

(実は、とみーのラジオ出演もTwitter経由だったりするのです。)

Twitterに関する書籍や記事も多く「Twitterでマネタイズ」「Twitterの伸ばし方」などの情報が溢れていますからね。

その中で「#企業公式相互フォロー」というハッシュタグを使い、アカウントを伸ばしている企業があるのです。

しかし、フォロワー数を伸ばそうと始めた企業公式相互フォローですが、思ったような結果が出ていない企業が多いのが現実。

「フォロワー数が伸びない」

「いいね、RTがもらえない」

「フォロワー数は増えても、問い合わせがない」

このような悩みを聞くことが多くあります。

そのような企業アカウントは、あることを無意識にやってしまっている可能性があるのです。

企業公式相互フォローでしたら「フォローすれば、フォロワー数が伸びる」と思えるかもしれません。

間違ってはいませんが、いくら頑張っても伸びないアカウントもありますし、フォロワー数は伸びても・・・。。

フォロワー数が多いだけのアカウントになってしまうと、企業のことを知ってもらうどころか信用を下げてしまう恐れもあるです。

そうならないためにも、企業公式相互フォローを行う際に絶対にやってはいけない7つの注意点運用方法をお伝えていきますので、今の運用方法と照らし合わせてみてくださいね!

企業公式相互フォローとは?【Twitter】

企業公式相互フォローの注意点と運用方法

「#企業公式相互フォロー」のハッシュタグを使ったアカウント同士がフォローし合い、フォロワー数を伸ばしていく活動になります。

ハッシュタグの使い方は、ツイートやプロフィールに表示させたりしていますね。

その他にも、相互フォローを促すための様々なハッシュタグがあります。

ハッシュタグ一覧

  • #企業公式が毎朝地元の天気を言い合う
  • #企業公式がお疲れ様を言い合う
  • #企業公式つぶやき部
  • #企業公式春のフォロー祭り
  • #企業公式夏のフォロー祭り
  • #企業公式秋のフォロー祭り
  • #企業公式冬のフォロー祭り

「相互フォローするアカウントです」というサインになっている感じですね。

企業公式相互フォローは、お互いにフォローし拡散し合うので、企業同士が一緒に伸ばしていくことができるというメリットがあるのです。

運用していく中で、運営者(中の人)と仲良くなったり、実際に仕事に繋がったりするケースもありますからね。

地域によってはオフ会が開催され、中の人同士がリアルで交流をしたりします。

普段からTwitterで交流している分、初対面ではないような気持ちで話しが弾むことでしょう。

(お会いしてみたら、イメージとかけ離れていてビックリすることもありますが。。)

リアルで会うことで親近感が湧きますし、その後のTwitterも絡みやすくなっていきます。

そんなメリットがある「#企業公式相互フォロー」ですが、絶対にやってはいけないことがあるのです。

【絶対禁止】企業公式相互フォローの7つの注意点

企業公式相互フォローの注意点と運用方法

①数字だけを追う

実は相互フォローをすれば、フォロワー数を伸ばすことは簡単なのです。

「フォローしますので、フォローしてくださいね」の関係ですから、「#企業公式相互フォロー」のアカウントをフォローすることで、フォローバックが見込めます。

ツイート内容や企画、テクニックなどは一切必要ありません。

フォローするだけで、確実にフォロワー数を稼ぐことができるのですから。

つまり、企業公式相互フォローだけでフォロワー数を1万に伸ばしたアカウントは、1万アカウントをフォローしたことにもなります。

もちろん1万フォローをすることは大変ですが、これではただの作業になってきますよね。

極論を言えば、1ツイートもしていなかったとしても、フォロワー数を伸ばすことが可能となっています

しかし、数字だけのアカウントではファンやお客さんはつきませんので、ツイートに「いいね」や「リプ」がないような悲惨な状態のアカウントも多く存在します。

数だけのアカウントに何の意味があるのでしょうか?

「数字だけ」と思われれば、タイムラインを見た他の企業アカウント、お客さんからはイメージを落とすことになりますよね。

確かにフォロワー数を増やすことも大事ですが、フォロワー数を増やすことは目的達成のための手段であることを意識して、運用をしていきましょう。

②プロフィールが書かれていない

プロフィールは、どんな企業かを伝える大事な場所。

「企業名」しか書いていないアカウントでは、どのような活動をしていて、何をしている会社かわかりませんよね。

プロフィールが書いていないということは、自己開示をしていないこと。

Twitterは顔を見えない分、相手への安心感は必要になってきますからね。

いくら企業公式相互フォローと言えど、全く素性がわからない企業アカウントをフォローしたくはならないでしょう。

③プライベートなツイートが多い

自己開示や親近感という意味ではプライベートの発信も必要ですが、基本的には中の人のプライベートに興味はないと思った方がいいでしょう。

「〇〇食べた」

〇〇へ行った」

「〇〇と会った」

ツイート内容としてはありがちですが、他のアカウントからしてみれば「だから何?」という感じでしょうか。。

これが絶世の美女やイケメン、特別なキャラクター、既にファンがいるアカウントのツイートなら興味は持つかもしれませんが。

我々の目的は自社を知ってもらい、ファンになってもらうことですからね。

④ネガティブなツイート

Twitterには発言の自由がありますので、何を呟いても問題はありません。

しかし、中の人は企業の看板を背負っていることを忘れないようにしましょうね。

もしネガティブなツイートをしたいと思ったら、個人のアカウントで呟くことをオススメします。

「そんな企業アカウントある?」と思いますが、実際にネガティブなツイートをしている企業もあるので驚きなのです。。

企業アカウントも中の人は人間ですから、気持ちが落ちている時もあるでしょう。

そのまま感情的にツイートをせず、冷静な判断が求められます。

だからこそ、複数人で運用している企業も多いのでしょうね。

⑤作業的なリプ(コメント)

Twitterの交流方法として、リプというものがあります。

インフルエンサーやフォロワー数が多い企業アカウントでも、リプがもらえたら嬉しいもの。

しかし、コピペをしたような同じリプを繰り返していたらどうでしょうか?

一気に興醒めですよ。。

「〇〇さん、おはようございます!今日もよろしくお願いします!」

同じリプがタイムラインに並んでいたら、明らかに不自然ですよね。

リプもしっかりタイムラインに流れていることを忘れずに。

⑥無差別なRT

自分のタイムラインに他のアカウントのツイートを表示させるRTには、お返し/相互RT/企画への参加条件/企画のお礼/応援/共感など、様々な意味が込められています。

RTされたアカウントは自分の発信が拡散されるので、嬉しいものでよね。

しかし、フォロワーさんの気持ちはどうでしょうか?

せっかくあなたの発信や企業が好きでフォローしてみたものの、タイムラインが知らない企業のツイートで溢れていたらウザいと思うことでしょう。

初めてアカウントを訪れた方は、タイムラインをチェックします。

その時に、オリツイ(オリジナルツイート)がなく、RTばかりだったらフォローしたいとは思いませんよね?

自分だったら、フォローはしないでしょう。

タイムラインは自分の商品棚と思って、キレイに整えておくべき場所なのです。

⑦宣伝が多い

人は基本的に宣伝に興味がありませんので、宣伝ばかりのツイートは興味がもたれません。

「また宣伝か。。」そう思われれば、タイムラインに流れてくる度に不快にもなるでしょう。

そうなれば、その企業から商品を買いたいとは思いませんし、応援をする気もなくなってしまいます。

もちろん、企業アカウントはビジネスですから「お客さんを作りたい」「商品を買ってもらい」そう思うのは当然のこと。

しかし、Twitter運用もリアルと変わりませんよ。

売り込まれると思えば、お客さんは逃げていくもの。

フォロワーさんとのコミュニケーションを大事にして、商品の伝え方を考えていきましょう。

いかがでしたでしょうか?

せっかく素晴らしい商品を持っている企業だったとしても、Twitterで失敗してしまったら勿体ない。

7つの注意点をしっかり意識して、失敗しないTwitter運用を心がけていきましょう

企業公式相互フォローの7つの注意点

  • 数字だけを追う
  • プロフィールが書かれていない
  • プライベートなツイートが多い
  • ネガティブなツイート
  • 作業的なリプ
  • 無差別なRT
  • 宣伝が多い

ここからは、フォロワー数を確実に伸ばしファン化する方法をお伝えしていきますね!

企業公式相互フォローでフォロワー数が爆伸び!?運用方法を公開!

企業公式相互フォローの注意点と運用方法

目的を明確にする

フォロワー数を伸ばすことが目的になっていませんか?

そもそも、フォロワー数を伸ばすことは手段であって目的ではないはずです。

手段と目的を間違えてはいけませんよ。

あなたの企業は、フォロワー数を伸ばした後にどうしたいのでしょうか?

「商品を売りたい」「会社の知名度を上げたい」「ブランディングをしたい」目的によって運用方法は変わってきますよ。

もう一度「なぜ企業公式相互フォローをしているのか」をしっかり考えてみましょうね。

目的達成の手段は、企業公式相互フォローだけではないはずですから。

アカウントを整える

企業アカウントの顔でもある、名前・アイコン・プロフィール・ヘッダーをしっかり整えておきましょう。

【名前】

企業公式相互フォローの注意点と運用方法

名前は企業名になってくると思います。

ただ企業名で終わりにするのではなく、「会社名+〇〇」のような肩書きがあると、一目見た時に何をしている企業なのかが伝わりますよ。

「@、|」で区切るとわかりやすいですし「 🍵 、💄、✨」企業のイメージを絵文字で表せるとキャッチーで良いですよね。

【アイコン】

企業公式相互フォローの注意点と運用方法

アイコンは企業のロゴで問題ないでしょう。

もしまだロゴがないようでしたら、会社のイメージを表現できるアイコンがオススメですよ。

ウケ狙いのふざけたアイコンは、企業アカウントとしては相応しくないので、気をつけましょうね。

【プロフィール】

企業公式相互フォローの注意点と運用方法

プロフィールが差別化のポイントになってきます。

どのような企業で、どのような発信をしているのか?

そして、「フォローするとどんなメリットがあるか」まで書けると共感されますので、フォローされやすくなりますよ。

【ヘッダー】

プロフィールを開いた時に必ず目に入ってくるのが、ヘッダー。

企業を表現できたインパクトのあるヘッダーが作れると「おっ!」となりますよね。

プロに頼んで作ってもらうと、しっかりしたヘッダーができて安心感にも繋がってきます。

固定ページを設置する

タイムラインは、お店で例えると商品棚のようなもの。

その中で、固定ページはオススメ商品が置いてある場所なのです。

プロフィールを訪れた際には、必ず固定ページはチェックされますよ。

1番多くの、リプ・いいね・RTをもらえる場所でもありますから、とっておきのツイートを用意しておきましょうね。

固定ページにオススメのツイート

  • 販売したい商品
  • HPやブログへのリンク
  • メルマガへの登録ページ
  • イベントの案内
  • キャンペーンのツイート
  • お気に入りのツイート
  • 伸びたツイート

有益な情報をツイートする

ツイート内容は、フォロワーさんが共感できるツイートを心がけましょう。

そうは言っても「有益な情報を発信しなきゃ」と、難しく考える必要はありませんよ。

あなたの想い、気付き、商品のメリット、ストーリーなどフォロワーさんがどんなツイートを見たいのかを考え、フォロワーさんの気持ちに寄り添っていくことが大事なのです。

プライベートなツイートや商品を売りたい気持ちをグッと抑えて、フォロワーさん目線で喜んでもらえるツイートを意識していきましょうね。

日頃のアクティブな活動こそが、共感されるアカウントになってきますよ。

タイムラインがRTばかりでしたら「企業公式相互フォローで、フォロワー数を伸ばしているだけ」と思われてしまい、共感はされないのです。

積極的なリプ(コメント)

いくらプロフィールを整えて、ツイートを頑張ったとしても、気づかれなければフォローはされません。

初期段階はこちらから積極的にリプをして、自社の存在に気づいてもらいましょう。

相手もリプが来たら嬉しいものですし「どんな企業なのかな?」とアカウントを見に来てくれる可能性が高まります。

その時にプロフィールが充実していて、しっかりツイートをしていれば間違いなくフォローをしてもらえますよ。

リツイート(RT)を活用する

拡散機能を持つリツイートには、3種類があります。

リツイートの種類

①純リツイート

②引用リツイート

セルフリツイート

それぞれ効果がありますので、上手に使い分けていきましょうね。

①純リツイート

相手のツイートを自分のタイムラインにそのまま表示させることができます。

企業は自分のツイートを沢山のアカウントに見てもらいたいと考えますので、表示される場が増えれば嬉しいものですよね。

つまり、相手に好印象を与えることができるのです。

更に通知欄は「いいね」が多く表示されますが、リツイートは「〇〇さんがリツイートされました」と表示されますので、相手にも認知されやすくもなりますよ。

②引用リツイート

引用リツイートは純リツイートと違い、自分の意見を添えながらツイートをすることができます。

企業公式相互フォローの注意点と運用方法

純ツイート以上に通知欄に目立って表示されますので、相手に認知されることは間違いないでしょう。

自分のツイートが共感されたら嬉しいものですから、元ツイート者からのリツイートされる可能性も高まります。

弊社の場合は、引用リツイートに対してはほぼリツイートしますよ。

フォロワー数が多いアカウントにリツイートされれば、露出が増えることに繋がりますので、アカウントが認知されやすくなりますよね。

初期段階でまだフォロワー数が少なく影響力が低い場合は、引用RTを活用してインプレッションを増やしていくのも1つの戦略になってきますよ。

③セルフリツイート

朝ツイートをしたとしても、夜にはあなたのツイートはタイムラインの波に埋もれてしまいますよね。

そこで、自分のツイートをリツイートすることで、もう一度タイムライン上に表示されることができるのです。

忙しくてツイートができない時でも、過去のツイートをリツイートすることで、発信は途絶えませんし、繰り返せば「いいね」が増えていきますので、ツイートが育っていきます。

他のアカウントのリツイートをした後にセルフリツイートをしておくことで、自分のタイムラインも整えておくことができますからね。

アクティブな時間帯を狙う 

ユーザーがTwitterを触っている時間帯が、アクティブな時間帯になってきます。

アクティブな時間帯

6時〜:通勤、通学

12時〜:昼休み

15時〜:休憩

18時〜:退勤

21時〜:就寝前

多くのユーザーがTwitter上にいることになりますので、ツイートが届きやすくなりますし、露出を増やすチャンスになってくるのです。

同じツイートでも時間帯によって反応が違ってきますからね。

フォロワーさんによってもアクティブな時間帯は違ってきますので、フォロワーさん目線になって、効率的にツイートをしていきましょう。

しかし、アクティブ時間を狙いたいと思っても、その時間にツイートできない場合もありますよね。

その時には「予約投稿」を活用していきましょう。

予約ツイートをする方法

  • PC版Twitter
  • SocialDog

SocialDogは、無料プランで10ツイートまで予約投稿ができデータ分析までできますので、Twitter運用にはオススメのツールですよ。

リスト分け

Twitterでは、フォロワーさんをリスト分けすることができます。

タイムラインはランダムに流れてきますので、フォロワー数が増えると、仲の良いアカウント、応援したいアカウント、気になるアカウントが埋もれてしまいます。

そうならないためにも、リストで分けてしっかり交流できると良いでしょう。

企業アカウントと言えど、人が運用しているもの。

普段から交流のあるアカウント、地元のアカウント、見込み客のアカウントと積極的に交流したいですよね?

例えば、静岡の企業だったとしたら

  • 静岡の企業アカウント
  • 同業の企業アカウント
  • リアルで繋がっている企業アカウント

などで分けてみると、交流しやすいのではないでしょうか。

ぜひ、自社に合ったリスト分けをしてみてくださいね!

Twitterをしっかり運用していけば、必ずフォロワー数は伸び、ファンがつくアカウントへと成長していきます。

まだ実践している企業は少ないので、行動するだけでライバル企業に差をつけることができることでしょう!

企業公式相互フォローの運用方法

  • 目的を明確にする
  • アカウントを整える
  • 有益な情報をツイートする
  • 積極的なリプ(コメント)
  • リツイート(RT)を活用する
  • アクティブな時間帯を狙う
  • リスト分け

まとめ

今回は、Twitterの企業公式相互フォローとは何なのか?

7つの注意点運用方法をまとめてきました。

企業公式相互フォローも、使い方1つでメリットとデメリットがあります。

フォロワー数を伸ばすことだけを考えるのではなく、伸ばした後にどうしたいのか?

フォロワーさんは、どうすれば喜んでくれるのか?

目的を明確にして、運用をしていきましょうね。

いくら企業アカウントと言えど、その先には必ず人がいます。

しっかり相手のことを考えて運用していくことで、必ず共感が生まれるのです。

今回の記事が、あなたの企業アカウントが伸びるきっかけになれば嬉しいです。

もし参考になったと思ったら、この記事をTwitterのRTで仲良しの企業さんにお伝えしていただきたいです。

それでは、一緒に企業公式相互フォローを盛り上げていきましょうね!